カナダ、炭素税引き上により光熱費が増加

4月1日に連邦炭素税は引き上げられましたが、同時にアルバータ州のガソリン税の一時的な減税を開始しました。

連邦炭素税は2019年4月以降毎年引き上げられており、家庭用暖房のガス価格は1リットルあたり2セント、1ギガジュールあたり50セント上昇すると予想されています。

「現在、連邦政府はインフレが制御不能なのに増税している。」との声が市民から出ています。

ジェイソン・ケニー首相はオタワに対して炭素税に関して法的な異議申し立てを行い、最終的に最高裁判所で敗訴しましたが、ケニー氏は連邦炭素税への反対し続けています。

政治ウォッチャーは、ケニー氏はが別の方法での炭素税を支持していると言います。

マウントロイヤル大学の政治アナリスト、デュエインブラット氏は、「ケニー氏はオイルサンドの産業に炭素税を導入しました。これは、過去よりもはるかに厳しいものです」と述べています。

「アルバータ州政府も炭素税を導入しています。連邦政府とのやり方の違いは州が産業ベースで、カナダ政府は消費者ベースで課税しているという点です。」と付け加えました。

現在アルバータ州は、4月1日の午前12:01の時点から、1リットルあたり13セントの税収を一時的に停止しています。

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